GW終わりましたね。。
ほぼ引きこもって作業をしていたのですが、GW直前の4/27(金)に
パナソニック 汐留ミュージアムで開催されている
「ジョルジュ・ブラック展」の内覧会に参加してきました。
ジョルジュ・ブラックといえばピカソとともにキュビスムの人なのですが、
その彼が亡くなるまでの最晩年79歳~81歳まで取り組んだ
立体作品「メタモルフォーシス」シリーズを紹介する展覧会です。
「メタモルフォーシス」シリーズは『変身物語』に登場する
神々の変身をテーマとする一連の平面と立体作品の総称だそうで、
平面のモチーフが色々な技法や素材で立体へと
昇華している様子が見れてとても興味深い展示でした。
ジョルジュ・ブラックがジュエリー?あ、ジュエリー素敵そう♡
そして、「メタモルフォーシス」というネーミング!
これらに惹かれ、あまり知識なく伺ったのですが、
まず何より、最晩年79歳~81歳の作品ということに驚きました。
最後まで新たな取り組みをする芸術家の熱。すごいですね。
そう思うと、私もまだまだまだまだいろんな創作できるんだなと、
もっともっといろんなことにチャレンジできるなと、
励まされましたし刺激になりました。
といっても、本人がジュエリーを制作したわけではなく共作の形だそうです。
第一章に展示してあったグワッシュ画には文字が添えられているのですが、
それはどれも共作者のジュエリークリエイターのエゲル・ド・ルレンフェルドが
複製することを許可すると一筆添えられていて、
同意書(契約書?)のような役割もはたしているのだそうです。
同じモチーフが平面から陶器やジュエリーや彫刻、
ステンドグラスやタぺスリーへと展開された作品をみるのは
とてもとても楽しい時間でした。
しかもいろんな方や工房との共作として、
意思をついでブラックの死後に作られたものもあり、
展開し繋がれて行く芸術は絵画とはまた違う魅力があります。
ハンドメイドで作品を作っているものとしては、
作れる数にも限りがあり、それがいいというのもありますが、
ブランドとして展開していくことの魅力についても
個人的には考えるきっかけになりました。
さて一番の目当てのジュエリー作品。
もうキラキラ美しいのなんの。
その中でも異素材の組み合わせに引かれたものはこれです。
「メタモルフォーシス」ということで
物語が伝わってくるデザインにもうっとりしました。
絵画作品を含めておよそ90点あるそうですが、
疲れることなく、うっとり拝見していたら
あっという間に見終わったという印象でした。
GWでの疲れを癒しに
素敵なジュエリーを見に行くのも
いいかもしれませんね。
開館期間:2018年4月28日(土)~6月24日(日)
開館時間:午前10時より午後6時まで(ご入館は午後5時30分まで)
会場:パナソニック 汐留ミュージアム
https://panasonic.co.jp/es/museum/
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