無事に寝違えが回復してきまして、
見上げることができるようになったので、
でかいと噂のミュシャ展を見てきました!
いつも会期終わりごろに混み混みの中
みることになってしまうタイプなので、
今回は反省を生かして早めに。
ミュシャはプラハのミュシャ美術館以来。
でも規模は小さい美術館だったので、
今回の見どころのスラヴ叙事詩は初体験。
20点を日本で観れるとか、
東京って本当恵まれてるなと思いつつ、
感動のご対面をしてきました。
デザイナーではなく画家としてのミュシャを堪能。
スラヴ民族のことはよく知らなかったですが、
昨日のテレビ特番と音声ガイドに助けられて
じっくり向き合うことができました。
色々感じたことはありますが、
一番残っていることをひとつだけ。
テレビでも取り上げられていた、
絵の中でこっちをギロッと見てくる
女性の視線です。
すごくドキマギしました。
何かを問いかけるように、
睨むようにこちらを見てくる人物が、
絵によく紛れています。
他の人物らと違って、
こちらと接点をもつように見てくる視線は、
「あなたはこの状況どう思う?」
と問いかけているよう。
でも、ドキマギしたのは、
歴史の中の出来事だけではなく、
今の自分の問題に向けられているようにも
感じたからです。
今何か後ろ暗いことがある人は、
目を逸らしたくなるような、
見透かされているように感じる
鋭さだと思います。
たとえば、
自分の本心にウソをついている人とか、
イジメを見て見ぬフリしてる人とかのような、
「ダメ」とはっきり言われにくい
類いの問題がある人は、
「それで本当にいいの?」と、
奥に閉じ込めて知らないフリしてる感情を
ひっぱり出される。
そんな鋭さ。
私が何をひっぱり出されたかはナイショですが(^^;、
行かれる方はぜひ対峙してみてきてください。
もちろん、いわゆるミュシャな
アールヌーボーなポスターも拝見できます。
こちらはもう、
ただただ創作意欲を引きずりだされまくる
美しさとお洒落さ。
あー早くお家に帰ってつくりたい!
って思いました。
でもその前に腹ごしらえ……
のカフェからのほやほやレポートでした〜!
※写真撮影可のエリアもあって撮影したのですが、
魅力を伝えるレベルに及ばずでした。。
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