「これぞ暁斎! 世界が認めたその画力」とユーモア。

ゴールドマンコレクション これぞ暁斎! 世界が認めたその画力
@Bunkamura

先週こちらを見にいってきました!
残りあと3週間というタイミングの内覧会に参加。
(撮影は許可をいただいてます。)
.
暁斎ってよく知らなかったのですが、
ユーモラスな絵が多いとの噂で、
とても気になっていたので、
ありがたい機会でした。

入ってすぐの写真一枚目。
これ実は動きまして、
流れてる三味線もガイコツとあっていて、
お洒落で粋な演出で素敵でした。
何気にこれがめっちゃ気に入り、
長々とみてしまいました(笑)

本編は、ざっといくつかピックアップして
学芸員さんの説明を聞いたあとフリータイム。

「ぜひあなたの一枚を決めてください。」
と言われたので、悩みに悩み選んだのが
2枚目の写真の左「大仏と助六」です。


真面目な作品もありますが、
やっぱりユーモラスさが好きなので。

また、わたしも以前、
柱に半分隠れた大仏さんの写真をとって、
「恥ずかしいよ〜」というセリフをあてて
アップしたことがあり、
なんだか暁斎と通じ合った気が、
かなり勝手にしたので(笑)

それ以外もポスターにもなってるガイコツや、
百鬼夜行図屏風、輪郭線のない大胆な象など、
魅力的な絵がたくさんでした。

暁斎のおはこ作品というカラスの絵も、
一羽一羽表情がちがって見惚れました。

狩野派のしっかりとした画力に、
浮世絵のユーモラスさが組み合わさったような
とおっしゃっていて、なるほどと。

暁斎展はちょくちょくあるようですが、
今回のはイギリスの方の個人コレクションなので、
今後まとめて見る機会は少ないかもしれません。
この機会にぜひ!

2017/4/16まで開催しています。
詳細→http://www.bunkamura.co.jp/museum/

なぜ暁斎を集めるのか?と聞かれて
「暁斎は楽しいから!」
とコレクターの方が答えたことに
納得の内容になってましたよ。

ちなみに、笑える春画
というコーナーもあったのですが、
純情なワタクシには、
画力がありすぎて笑えず……。

ユーモアなのは理解はできたんですけどね、
なんせ画力ありすぎ……(^^;

でも今回の展示をみて改めて
やっぱり「ユーモア」は大事だなと。

私は生きていくのに最低限必要なものとして、
「愛とユーモアと少しのお金」と思っていまして、
今回の展示を見てあらためて、
ユーモアに触れるとやっぱり
心が喜ぶなって確認できました。

グッズも粋!

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